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2007年1月30日 (火)

久しぶりの辛口

 いわゆる「天下り」に関してとても議論とは言えない洗脳が行われている。だめだこりゃ。

 税金の無駄遣いがなぜ起こっているのか、本当のところを知っている人が少ないのをいいことに、中立公正を装っているが財界エージェントにすぎない評論家どもは言いたい放題だ。随意契約をやめてすべて競争入札にしろと言っている。しかし、競争入札の方が問題が多い。
 競争入札というのは安ければ仕事がとれてしまうから、その結果、公共工事は実に質の悪いものになっている。そもそもその仕事をする能力のない業者が、価格が安いというだけで落札してしまう。ひとたび落札してしまえば、できばえがどんなひどいものでも、間違いなく工事代金が支払われる。品確法の検査員がしっかりチェックすれば大丈夫だ、問題か起こるとすれば役人の怠慢だと言う人がいるが、土木・建設業者と行政職員の力関係を考えたらそれは無理である。自民系、民主系を問わず、土木・建設業界の組織票でもって議員や首長は当選している。要するに、議員も首長もエージェントなのである。地方の有力議員には、土木・建設業のオーナー一族の人間が多い。暴力的な手段が用いられることもある。こんな状況だから、行政職員は土木・建設業者には絶対に逆らえない。業者がどんな手抜きをしようが、行政職員は何も言い出せないし、ミスや手抜きを指摘したところですぐクビになってしかも黙って見過ごしたことに情報が改竄されてしまうだけだ。「業者が天下りポストを用意し、その見返りとして役人が随意契約で特定の企業にどんどん仕事を発注するという持ちつ持たれつの関係が続いてきた」というフレーズが評論家の口々からまことしやかに流れ出てくるが、こんな騙しのテクニックに乗せられてはいけない。
 評論家は、公共工事も民間と同じやり方でやれと言う。しかし、民間では競争入札などまずしない。2〜3の業者に見積を出させることはあるが、業者が決まったら、その業者にばかり仕事を発注するのが普通である。そのつど業者を変えていたら、技術・資源の蓄積はないし、やりとりが煩雑になるから、結局非効率きわまりない。家の修理をするのに、その家を建てた大工に依頼すれば安く済むが、何の関係もなかったリフォーム業者にやってもらったら高くつくことを考えれば、改革を主張している人間の言い分が間違っていることくらいわかりそうなものだが。

 結局、公務員制度改革の目的は大衆の口から「民間はもっと厳しい」というフレーズを引き出すことにある。公務員が「週40時間も残業しているのに時間外手当がまったく出なくなった」とぼやいていると、改革を熱狂的に支持する馬鹿者が「そんなの当たり前だ、民間はずっと前から出てないぞ」と勢いだけで言ってしまう。こういうときに批判されるべきなのは民間の経営者なのに、改革支持者はこうして不当な不払いを是認してしまっている。しかも、民間企業でも実態はそうでもないのに、労働条件の悪さについての表現がどんどんオーバーになってくる。その様子を見てほくそ笑んでいるのが財界のお偉方だ。改革支持者が公務員批判をするのに使った民間の“厳しい実態”が、その通りにされてしまう。民間の労働者が公務員を攻撃すればするほど民間の労働条件が悪くされていく。労働条件が引き下げられるとまた公務員に対する妬みが起こり、公務員制度改革を要求し、その際にまた民間の「厳しさ」を大袈裟に表現する。その結果、その大袈裟な表現の通りに労働条件が引き下げられる。こういう悪循環が起こっている。こうして、改革支持者が公務員叩きのつもりで言ってしまった「民間では当たり前」の具現化、残業代0法がこの秋にも成立する運びとなった。年収700万円という制限もなし崩し的に撤廃されていくだろう。公務員への憎しみや攻撃は、民間の労働者自身に返ってくる。改革の要求や改革への期待は、自分で自分の首を締めることになるのだ。マスメディアはどこまでも財界の味方だから、役人の「厚遇」ぶりを――捏造なのだが――大宣伝して、あたかも改革が正義であるかのように見せかけている。それにコロッと騙される馬鹿国民。改革運動が興ってきたとき必ず出てくる「国民は馬鹿じゃない」というフレーズは、日本国民が詐欺師に引っかかりやすい馬鹿であることのあらわれである。
 改革などいくらやっても無駄遣いはなくならない。労働者の生存条件が悪化するだけだ。中曽根改革の頃は、年間たった4兆円の赤字国債に大騒ぎしていたが、改革の結果、年間34兆円まで膨れあがってしまった。それを30兆円以下に抑えたからといってとてもほめられたものではない。中曽根改革では、赤字国債はだめだが建設国債はいくら発行してもよいという暴論がまかり通り、大規模公共工事が際限なく行われるようになった。小泉純一郎は、総理大臣就任早々、中曽根改革なかりせばもっと悪くなっていたと言ったが、実際は、改革をやってしまったがために巨額の財政赤字が生み出されたのである。

 今日は本当にからくちだな。

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